torsdag den. 25 september 2014


ブログKuNeruAsobu のオープンステッチハウスレポートを楽しく読みました。
（https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/categories/55208.html）、
（お客さまがアップしたインスタグラムの写真も拝見！）
連日の盛況に嬉しい笑顔の延江さんが目に浮かぶようです。
日曜日からのスピニングパーティーも和やかな展示会になりますように…。
それにしても、日本のデンマーク&スウェーデン刺繍ファン層の厚さ、
レベルの高さは世界一！と言っても過言ではないと改めて思います。
地元北欧の人が知ったらビックリしてしまうだろうなあ…。
北欧の伝統手芸の世界が遠い日本の刺繍を愛する皆さんのお陰で花開いて
いるようで、その事だけでとっても素晴らしい文化の交流だと思います。

さて、コペンハーゲンはここ数日で一気に気温が下がってしまいました。
街行く人々の服装も夏姿から防寒スタイルに瞬く間に変身です。
暖房のスイッチも入れました。
自転車で買い物に出かけたらハンドルを持つ手が冷たい！…そろそろ手袋が
必要のようです。マフラー、手袋、そして厚手の靴下という必須３アイテム。
北欧の防寒スタイルの季節到来です。
先週までのポカポカ陽気が遠い夢のようですが、９月に２０℃というのが
普通では無かったのですから、いつもの秋らしいお天気なったと思えば納得です。

さあ、あまり寒くならないうちに秋の庭仕事を始めましょう。
春の庭仕事は明るい季節を迎える準備でワクワクしますが、秋は片付け作業と
来春の下ごしらえです。順番に淡々と進めて行きます。
庭のテーブルや椅子を片付けたり、花壇の土を掘り起こして新しい球根を
植え込んだり、ゼラニウムを植木鉢に植え替えて室内越冬準備です。
それから植え込みの下草を取り除かなくては…、なるべくきれいにしておくと
春先の手入れが楽なような気がします。それから毎日落ち葉掃きです。
その他にも本格的な寒さが来る前に細々とした庭仕事が続きます。
取りあえずお天気の良い本日は家人が今年最後の芝刈り、私は植え込みの
雑草取りや伸びすぎた蔦の床屋さんです。レンガ塀に沿って生えるツタは
放っておくとレンガを浸食するし、木の幹に絡まり食い込む様にして伸びて行きます。
その強い生命力は感嘆を越えて怖いくらい、植物というより「生き物」と言った
方が相応しい気がします。白樺の幹に絡み付いたのを力一杯引っ張りながら、
リンゴも今年は数える程しか実が付かなかったし、桜の木も半分になってしまった。
なのに、どうしてツタばかりがこうも元気いっぱいなの？と、ぼやいてみたりして
も始まりません。一見不公平のようだけれどきっと何処かで均衡を保っているにのに
違いないのです。
来年はリンゴがたくさん実って、半分になってしまった桜の木にも花が
咲いてくれますように…。そう願いながらせっせと庭仕事がんばります！

こうして北欧は日ごとに秋が深まって行きます。


岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/





秋の陽射しの中で庭仕事に精出します。



木から落ちたリンゴと松ぼっくり。



庭仕事の時にはあちこちに架かった蜘蛛の巣に要注意です。



枯れた紫陽花の根元からもう新芽が出て来ました。