2014年1月~3月

【きょうのクロスステッチ Vol. 225】 by 岡村恭子


VOL.225 アネモネとプリムラ

torsdag den. 6 februar 2014


2月になりました。まだまだ寒い北欧ですが陽射しが日増しに明るく
なってきて嬉しいな…という今日この頃です。

お花屋さんの店先にも早春の花が並び始めました。
野菜や果物に「旬のモノ」があるように、花にも夫々の季節ならではのもの
があります。例えば…バラなどは美しいけれど一年中有るし、チューリップも
クリスマス前から幅を利かせていてどうも新鮮味にかける。それよりも今頃なら、
クロッカスやムスカリ、ヒヤシンスなどの小さな鉢植えが店先に行儀よく並んで
いるのを見かけると、ああ、もうすぐ春!と嬉しくります。正に “ 旬のモノ “ と
いう感じです。そうして手袋をした手に小さな花の包みを持って帰ってくるのも
気分が春めいて良いものです。

先日は家人が小さな花束を持って帰宅しました。
無造作に手渡された包みの中から出て来たのは、今が ” 旬 “ のアネモネです。
今朝切ったばかり!という感じの堅い蕾が1、2、3…全部で40本も!
ギュッと固まったように束ねられていたのを、たっぷりの水に投げ入れてあげたら、
それまできつく束になっていた茎達が水中で一度に解き放たれて気持ち良さそうです。
一生懸命水を飲んでいる様に見えます。

花の種類や色によって花瓶をアレコレと選ぶのも楽しみです。大抵の場合なるべく
開口部の広いもの、たっぷり水が入りそうなカタチが好ましいのですが、
たまにガーベラのような茎の長い花の時にはタテ長で口の部分が狭くないと
倒れてしまう。そんな時のために私は清涼飲料水やバルサミコなどが入っていた
きれいな色のガラス瓶を捨てずにとっておきます。
大きめの枝付き花を生ける時にはシャンパンクーラーも花瓶がわりに登場します。
小さめのブリキの如雨露などもなかなか便利なアイテムです。
あくまでも主役は花なんだから…というのは半分言い訳。でもとにかく、
器は別に高価な物など必要無いし、なるべく控えめなモノが好ましいというのが
私の考えです。
今回のアネモネは数年前に骨董市で見つけたギヤマンの花瓶に生けました。
ポッテリと金魚鉢のような厚手ガラスには気泡が入っていて、淵と取っ手は鮮やか
なブルーです。濃い色合いのアネモネにとてもお似合いです。


岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/





窓辺で越冬中のゼラニウムに花が咲きました!うれしいな。



春を呼ぶ花アネモネ、素朴なガラスの花瓶がお似合いです。



鉢植えのプリムラはバスケットに入れて…。暖かくなったら庭の隅に植えてあげます。



まるでお花屋さんの店先の様に華やいで…

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