きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 759】 by 岡村恭子
VOL.759 デンマークの暮らし クラフトフェア散策と庭先カフェの巻
lørdag den. 16 august 2025
とうとう白夜の季節は終了してしまいました。
太陽の反射光で薄明るかった夜空が漆黒に沈むようになり、
家々に明かりが灯されて寂しいような懐かしいような不思議な季節です。
それでも
ここ数日夏らしい毎日が続き、昨日のコペンハーゲンは真夏日でした。
(デンマークでは最高気温が25℃以上になると夏日、30℃近くになると真夏日です。)
私も涼しい朝のうちに花壇に水やり、買い物を済ませてしまいましょう。
⚫コペンハーゲンクラフトフェア (8月7日〜9日)
一年に一度のクラフトフェアが開催されるという前日、
夕食後、何気無く誘ってみました。
「今年も行ってみない?」二つ返事でOKサインが出ました。
昨年のフェアでは丁度欲しかったマグカップに出会い、
以来毎日愛用しています。(詳細はコチラ↓)
https://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/2626.html
聖母マリア教会と大学図書館に挟まれた石畳の広場、
テラコッタ色の教会、青銅色の鐘楼、ゆるくカーブした図書館の階段。
コペンハーゲンのカルチェラタンと言うに相応しい一角で、
例えば落ち葉が舞う晩秋、
低く垂れ込めた空の下を黒い人影が音もなく石畳を歩いてゆく…。
そんな風景がピッタリな中世の名残をそのまま今に至るという広場が、
多くの来場者とカラフルな作品群で活気に溢れ賑います。
陶芸、ジュエリー、テキスタイルなどいずれもクラフトならではの味わい深い
作品ばかり、作家と直接会話を交わせるのも楽しみの一つです。
今回はちょっと面白いポシェットを手にして満足の体で帰宅しました。
⚫我が家の庭先カフェ
旧市街地から我が家までバスで20分ほどですから
夫婦二人で出かけた時にはカフェなどに寄らず、用事を済ますと
バスの空いている時間帯にさっさと帰宅してしまいます。
それが一番疲れず、思いのまま寛げて、おまけに美味しい方法なのです。
今回もクラフト展から戻ると、早速我が家の庭先カフェで一休み、
夏の日差しを浴びた体を涼しい風が通り抜けてゆきます。
街の喧騒が嘘のように静かです。
きっとご近所さんもどこかに出かけているのでしょう。
只今、夏のラストスパート、この好天がいつまで続くかわからない。
学校も屋外授業先行、夏休み明けで仕事が始まったばかりの大人たちも
帰宅するやいなや近所の海岸や、運河や、はたまた公園の芝生で日光浴です。
呆れるほど熱心に!
これはもう北欧の人々のDNAに組み込まれているとしか思えない。
そんな人々の様子からもデンマークの夏が少しずつ後ろ姿になって
遠ざかって行くのを感じる今日この頃です。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/

今年のクラフトフェアから。
中世の面影を残す広場のフェア会場風景。

綺麗なグラスを発見!でもとても薄くて割れそうなので断念。


テキスタイルデザイナーHelene Vonsild作のポシェット。


我が家の庭先カフェが一番!
テークアウトのピザとアーモンドたっぷりマジパンフルーツケーキ。
誰にも気兼ねなくのんびり午後のひと時を過ごす。




