きょうのクロスステッチ
【きょうのクロスステッチ Vol. 748】 by 岡村恭子
VOL.748 世界一大きな島 グリーンランドのジレンマ
lørdag den. 17 maj 2025
毎日気持ち良いお天気が続いています。
陽差しが日増しに強くなり、日焼けが気になる今日この頃、
相変わらず庭の手入れに忙しく動き回っています。
今年に入ってから俄にグリーンランド周辺が騒ついているので
気になり調べてみたら。。。
世界一大きな島だということは知っていたけれど日本の国土の6倍近くも
あるそうです。思っていた以上に広大な島でビックリ!そして
地球全体の真水の7%がグリーンランドに埋蔵されているのだそうです。
(以上、デンマーク外務省グリーンランド紹介サイトより)
https://japan.um.dk/ja/info-about-denmark/greenland_site
それくらい自然が豊かで平和な北極圏の島をアメリカ大統領が「購入」したいと
言い出したから、さあ、大変。素朴な人々の動揺は隠しきれません。
グリーンランドの自治と独立。
デンマークの植民地時代を経て1957年にデンマーク自治領になり、
その後1979年には島民主体の自治権が認められ、以来デンマークの国会に
議員を選出、島民の意見を反映させる場となっています。
デンマーク政府から経済援助を受けつつ2009年からは更に独立性の高い
自治権を得て「完全独立」への道筋も制定されました。
内容はごくシンプル、選挙で独立賛成派が多数なら可決成立し、
デンマーク政府は速やかにそれを認めるとというものです。
しかし、独立後は従来受けてきたデンマーク政府からの社会福祉制度も
受けられなくなるわけですから住民にとって難しい選択な訳です。
トランプ大統領はグリーンランド周辺海域の防衛の重要性を唱えているものの、
実は豊富な地下資源保有が主な目的なのでは?と言われています。
彼の言い分で唯一納得するのは、NATO加盟国の多くが国家予算の2%の
支払い義務を怠っているという点です。(デンマークはクリアしています。)
だからと言って、アメリカが購入し防衛力を拡大すれば問題解決というのは
住民の考えを無視した乱暴な話だと思うのです。
そんな国際政治のうねりの波間に揺れ動くグリーンランドに
いつもと変わらぬ様子でデンマークのフレデリック国王が訪問し島民から
温かい歓迎を受けました。
第二の故郷と言うほどグリーンランドの自然と文化を愛する王様です。
国王を囲む人々の笑顔からは、ずっとこのままデンマーク領でいたい、と
願っているように見えました。
現在水面下でどんな交渉が進んでいるのかは?知る由もありませんが、
どんな結果になろうとも、グリーンランドの将来が明るいものになるように
願うばかりです。
PM9:00 外はまだ明るい。
賑やかなざわめきが夜遅くまで聞こえてきます。
北欧の夏はお天気次第、晴れている今の内、今の内…
私も明るい陽差しを享受したいと思います。
岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/

夜9時過ぎても明るく、夕焼け空が美しい。


日常を彩る草花に魅せられる。
ご近所の柱に絡まって咲く藤の花と
、
紫のアガバンサスが風に揺れるバス停。

昨年の夏に咲いた草花の種を収穫して保存、
植木鉢に蒔いたら発芽しました!


庭の花を摘んでテーブルに。
今年最初のBBQはお隣さんから貰ったジビエにトライ!
骨付きで見た目も味もワイルドでした。
写真はみんな大好き!焼きおにぎり。




