torsdag den. 2 juli 2022

猛暑お見舞い申し上げます。
どうぞ、水分を充分補ってなるべく涼しい場所でお過ごしください。

例えば日本なら野球、イタリアはサッカーというように
国によって人気の有るスポーツが異なり、国民性が反映されていて
興味深いと思うのですが、ここデンマークでは自転車競技が人気の高い
スポーツの一つです。さすが自転車にフレンドリーなお国柄なのです。
中でも、毎夏開催される世界一の自転車ロードレース“ ツールドフランス”は
人気が高く何週間も前から特番が組まれるほどです。
全行程で3週間以上にもなる、ほとんど耐久レースのような
過酷な日程をどう乗り切ってゆくのか？レースの展開と共に
ゴールのパリ目指して野を越え山越えの変化に富んだ風景を
楽しむのも同レースの大きな魅力のようです。
そんな世界最大の自転車競技のスタート地点にデンマークが選ばれました。
コロナ禍で延期になり2年越しの夢の実現とあって、実行委員会はじめ関係者が
盛り上がっている様子は去年の東京を彷彿とさせるなあ、と思うけれど、
とにかく、
明日7月1日にコペンハーゲンで最初のレースがスタートします。
初日はコペンハーゲン市内13kmのタイムを競い、その後三日間に渡って
デンマークを縦断するそうです。（ツールドフランス紹介ページ？↓）
https://www.jsports.co.jp/cycle/tour/schedule/
日本でも放送されるのでしょうか？そのようでしたら、
夏のコペンハーゲン、そして美しいデンマークの田園風景で
しばし暑さを忘れてくだされば幸いです。
しかしです。
そのお陰で只今市内の幹線道路が交通規制されていて、バスや車が
締め出されてしまっています。
夏のセールに行くぞ！と張り切っていたけれど、来週までお預けです。

こんな時は、外出せずに庭で過ごすのが一番です。
家人の庭木メンテナンスが絶好調です。
涼しいうちに、と、朝食もそこそこに始まります。
まずマルちゃんからね。マルちゃんというのは庭にある
大小合わせて6、7本ある日本名は柘植の木でしょうか？
伸びすぎた若葉を床屋さんのバリカンの要領で丸く刈り込んであげるのです。
他にも伸び過ぎてしまったライラックの伐採したら、伐採した枝を
更に切り揃え束にして括ります。結構面倒な作業です。
私も少し手伝って午前中に作業を終了しました。
庭先で一息入れながら清々した植え込みを眺めて大満足です。

汗ばんだ首筋をそよ風が撫でてゆきます。
巣箱で囀っていたシジュウカラの雛たちは元気に巣立ってゆきました。
花壇の花の間を蝶々が飛び交っています。
北欧の夏はなんだか儚い夢のうちに過ぎてゆきそうで、
思わずカレンダーをめくる手を止める6月最後の日が過ぎてゆきます。

岡村　恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/







こんな感じで大小のマルちゃんの床屋さんをしてゆきます。






今年は肥料が良かったのか？薔薇が見事に咲き揃いました。
嬉しいです。
昼間のように明るい夕食後の庭先。何気ないひとときに感謝して。






ツールドフランスのスタートを切る前から盛り上がっています。
Kgs.Nytorvのフランス大使館前ディスプレイ 初夏の庭。
色とりどりに咲く花たち、見飽きません。