2009年7月~9月

【きょうのクロスステッチ Vol.14】 by 岡村恭子

VOL.14 遠いけれど近くなったお話

旅行に行く娘が「これで、おしゃべり出来るから」と、我が家のPCに
スカイプをセットアップしてくれました。お陰でこれからは旅先の
彼女とも気軽に連絡しあえます。
どのくらい“気軽”か、と言うと、スカイプ仲間なら世界中どことでも
無料でおしゃべりが出来るというのですから、今迄の国際電話は一体
何だったの?と聞いてみたくなります。
本当に便利な世の中になりました。
“昔は良かった話”の多い中で、コミュニケーションツールに関して
ばかりはアナログ人間の私でさえ“昔より今!”と実感しています。

私がデンマークに来た1980年代前半は、国際電話はわざわざ交換手を
通さなければなりませんでした。料金も驚くほど高いので、なるべく
手早く話を切り上げるよう、砂時計を置いておしゃべりしていたのを
懐かしく思い出します。
『またね、バイバイ、バイバイ…』、受話器を置く時はいつも切なくて、
ほろり、となって…。日本はとても遠かったのです。

それからしばらくして、我が家にテレファックスが登場しました。
はじめの内は、用も無いのにファックスを送っては返事を待ちわび、
受信すると、早く読みたくて電話器の下から出て来る紙(当時はファックス
専用のロールパーパー使用)を引っ張るようにして、ワクワクしました。
でも、なぜでしょう?ファックスには事務的な匂いがあって今一つ親しめず、
何かと言うとやはり電話…というわけで、
便利な大発明と感動していたのも束の間、次第に使う頻度が減り、
最近ではすっかり忘れられた存在となってしまいました。

そして、e-mailの登場です。コンピューターの素晴らしさは、機械なのに
血が通っているようなところです。多分、使い手のデーターがインプットされ、
分身的存在感が有るからでしょう。
手で書いてこそ手紙、わざわざ郵便屋さんが届けてくれるという
プロセスに意味が有るのだと言い張っていた私に、『どちらも楽しいヨ』と
教えてくれたのは、他ならぬコンピューターだったような気がします。
今では毎朝メールチェックが日課になりました。
ロボットなんて嫌いだ、と思っていたけれど、それももしかしたら間違い。
人類にとってもっとも信頼できる“友達”になるかも知れない、と
その辺まで考えが大きく羽ばたいたところで、さてさて、娘がスカイプ上にいます。
きょうのおしゃべり開始です。

岡村 恭子
http://www.copenhagensmile.com


海辺の街Dragor。
刺繍のモチーフのような風景が広がっています。

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