2010年9月

元気の充電

soendag den 26. september 2010


木曜日はDyrehaven(鹿公園)に行ってきました。
鹿公園には3種約3000匹の鹿がいるので、けっこう遭遇するのですが、
この間は「今日は見れなかったな・・・」と思ったら
目の前を1匹が横切りました。そしたらあとからあとから出てくる出てくる(笑)

今は発情期シーズン。耳を澄ますとどこからか雄たけびが聞こえてきます。
その声が近くなったなと思ったら、ぶつかりあいの音がしてきました。
その様子を見ていると、通りすがりの犬を連れたおじさんがいろいろと
説明してくれました。

「ここはあの鹿の縄張りなんだけど、若い方に負けて乗っ取られちゃったんだよ。
今朝のケンカでは勝ったんだけど、また若い方が争いに来てるな。
でもどっちみあの鹿はもう年(12歳)なんで、来週のロイヤルハンティングで
撃たれちゃうんだよ」だって。。。ちょっと悲しい。。。

ベンチに座ると、私の横でトンボも休憩。突然小さく一回り飛んでから
また元の位置に戻って休憩、そしてまた一回りしては休憩。充電してんのかな?
緑の中を歩くといっぱい元気をもらえるような気がします。


いつもと違う!

loerdag den 25. september 2010


真っ青な青空が広がった火曜日は、仕事をちょっと休憩して
久々にお散歩に行ってきました。

いつもの見慣れた散歩コース。なのにちょっと雰囲気が違います。
そう、今日は逆回りでお散歩したのです。
ちっちゃな発見がたくさんあり!ちょっと新鮮!で楽しいひと時となりました。


フレメカレンダーのご紹介 1965年9月 Vol.86

tirsdag den 21. september 2010

1965年カレンダー 「サンプラー」より 9月
北シェラン島に伝わる古いテキスタイルから生まれたサンプラー集


  • キット: なし
  • タイトル:サンプラー 9月
  • デザイン:Agnete Wuldem-Madsen, Ida Winckler

伝統的な赤と青の2色使いで、アンティークな雰囲気も魅力です。
色を変えたり、モチーフの一部を使ったりするなどアレンジもおすすめです。

消した?消えた?

mandag den 20. september 2010


もう2週間も前のことになりますが、お誕生日会がありました。
いつも天気が微妙なこの時期。暑い国からやってきたのに
なぜか寒さに強い彼女はいつも外でのパーティーを望みます(笑)

ラッキーなことに太陽に恵まれた当日。
強風のためか、Kongenshaveもちょっと秋模様。
先に来ていた彼女の元へ行くと。。。なんとノースリーブでお出迎え。
若すぎ!(同じ年だけど。。。)

彼女の作ってくれたThai料理を美味しくいただいたあとは
もちろんケーキの登場!でも風が!!!
彼女がロウソクを吹き消したのか、風のいたずらか?

来年もまた外でお祝いしようね!


TOPICS ! フレメカレンダーの50年 <その2>

soendag den. 19 september 2010


フレメカレンダーの50年
 フレメ協会誌より (一部省略)


Edith Hansenは刺繍デザイナーとしてフレメのHaslev手工芸学校で教育を受け、
1959年にフレメの刺繍のセクションで働き始め、フレメの学校やセミナーで教鞭を
とりました。

彼女の最初のカレンダーは1974年「木」です。幻想的な木々と木漏れ陽が描か
れ、シルバーやゴールドの糸が独創的に使われています。彼女の色彩センスは
すばらしく、落ち着いた色と明るい色をバランスよく使うことができます。

Edith Hansenはデザインする際にコラージュを使います。そのために1986年
「モザイク」
に代表されるようにモザイク画のようなものが多くあります。
1988年「野原や庭、海岸の花」でも小さな紙を切り取って、コラージュを
作っています。花々と木々の枝が季節ごとの表情を見せています。1994年
「フラワーバスケット」
では美しい花籠をデザインしており、それが最後
となりました。


デザイナー、画家、陶芸家であるBjoern Wiinblad1973年「灰色と金色の日々」
をデザインしました。

彼は以下のように序文を寄せています。
「1年というものが何を含み、どうすればそれをベストに表現できるかということを十
分に考えました。そして「灰色と金色に彩られた日々」というアイデアをベースにして、
雰囲気や色合いの違う各12の月を作品に仕上げました。」

1995年「H.C.アンデルセン」では4つのアンデルセン童話をモチーフにしたデザイ
ンをしています。「雪の女王」、「羊飼いの娘と煙突掃除人」、「親指姫」、「もみの木」
です。それぞれの童話ごとに共通した色彩を使い、描かれているシーンが花の中か
ら生まれているようにデザインされています。


マルガレーテ女王陛下の最初のカレンダーは1978年「デンマークの天気」です。
序文を以下のように寄せています。

「デンマークの1年というテーマを思うと、いつも変わりやすく予想が難しい天気の
ことを考えずにはいられません。太陽と雨、強風と無風状態、3月に暖かく、5月に
寒くなったり。8月に風が強く、晩秋はとても穏やかに陽光がさしたり・・・私自身が
各月の特徴を表すと感じたものをセレクトしました。これらによって、皆さんにもデン
マークの1年を思い浮かべていただけることを願っています。」

1984年「愛し合うカップル ホルベアの時代―昔のコペンハーゲン」では、デン
マークの劇作家Ludvig Holbergの時代のコスチュームを着た若いカップル、レンダー
とレオノラをデザインしています。

インスピレーションはSoenderborg城での記念展示会で見たアンティークのウィッグ
ケースの蓋に描かれた絵からとられました。

女王陛下はコスチュームやヘアスタイルや帽子、靴など細部までを描写できるよう
にステッチを慎重に考えられていました。

2004年「ファンタジックな古代ケルトの模様」ではモチーフは3つのパートに分か
れていて、そのリズミカルなレイアウトをクロスステッチにするのはとても素敵だと思
われたそうです。

以下のように序文を寄せています。
「クロスステッチをすることはとても楽しく、そう思う人が多いと思います。自分の手に
よって進んでいく仕事は、裏切られることなしに、最終的には、ランチョンマットや枕
カバーなどに仕上がっていくのを見届けることができます」

モチーフは7Bに1本どりでステッチされます。女王陛下はちょっと粗い印象のあるリ
ネンにデリケートな糸でステッチしていく感触がとても好きなので、小さなステッチが
織りなす形を大切にしましたと語っています。


序文の最後には以下のように書かれています。
「長時間の労作である刺繍をきれいなままとっておきたい人が多いと思います。でも
私はそれらをフレームやグラスの中にしまっては残念だと思います。その作品に触れ、
感触を楽しむことが大切だと思います。糸や麻布に光があたって輝いた時ほど作品
が美しく見えることはないのです」


鳥や動物はあまり頻繁にカレンダーには登場していませんが、鳥は3回登場してい
ます。

1969年「木の上の鳥」Else Thordur Hansen1976年「黒と白の鳥」Claus
Bering
によるデザインです。

以下のように序文を寄せています。
「子供の時に麻疹で寝ていた時にクロスステッチを習い、早くに治ってしまったので
仕上がらなかった刺繍のキャンバス地や針や糸、ハサミなどが古いブルーのキャン
ドルボックスに、今でもまだ入っています」
また、デザインしていくプロセスをこう振りかえっています。「鳥を紙に描くというのは
できるだろうか?無理だろうか?もちろん可能だろうと考えました。たくさんの鳥の
ポートレートを描くことはとても楽しかったです。」

1993年「デンマークの鳥」Mads Stage12のデンマークにいる鳥たちを素晴らし
い水彩で描き、とても美しいクロスステッチ作品となっています。


1980年「鳥と花」Kamma Svenssonがデザインしています。四季折々の様子は写
実的ではないですが、とても特徴のあるデザインです。クロスステッチデザインが初め
ての体験だった彼女を手助けしたのはGerda Bengtssonでした。

動物のモチーフは1970年「動物園」Ruth Christensen1968年「星座」は陶芸家の
Lars Thirslund
Marianne Herlufsdatterがデザインしています。

(次回に続く。<その1>2010年6月19日  T.I)

フレメ前協会長
Lise Lind Jensen

TOPICS! ダブルミラクル

loerdag den 16. september 2010


掲載忘れのおめでたい記事がありました!

先月デンマークの皇太子の宮殿を見学に行った際に、そろそろ皇太子
夫妻に3人目が生まれてもいいはず。。。という話をしていました。
クリスチャン王子が今年は5歳になるし、イザベラ王女が3歳。以前か
ら二人とも子供はたくさん欲しい、と話していました。去年くらいから
3人目をそろそろという声があったようです。

そしたら翌々日の金曜日に、マリー皇太子妃が1月に双子!を出産する
というビッグニュースが発表されました。

クリスチャン王子は、記者から「お母さんのお腹には何がいるか知って
いる?」と聞かれて「赤ちゃん!」と元気よく答えたそうです。
今度は弟が生まれてくるといいですね。

来年1月には、4人の子供の父親になるフレデリック皇太子は、「コウ
ノトリが2人をいっぺんに届けてくれたことには、とても驚いた。子供
を授かるというのはミラクルです。今回はダブルのミラクルですね。」
とコメントしていました。

Foto:Uffe Kongsted

http://msndk.starlounge.com/index.cfm?objectid=91192

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