onsdag den. 17 decemberber 2014




http://en.wikipedia.org/wiki/Christmas_Sealより
世界初のクリスマス・チャリティ・シール　1904年
モチーフはルイーズ女王陛下

190４年に郵便局に勤めていたEinar Holboellのアイデアが国王に認められて、
世界で初めてのチャリティ・シールがデンマークで発行されました。
クリスマスカードを送る時にこのシールを貼り、その売り上げがチャリティーとして、
恵まれない子供のための家や肺結核のサナトリウムの建設などに役立てられました。
その後、デンマーク発祥のクリスマス・チャリティ・シールは世界中に広まり、
様々な慈善団体によって各国で発行されています。

1904年の最初のシールから今年は111作目。現在、この基金から支援を受ける
子供たちは、「クリスマス・シール・ハウス」での活動や滞在期間に、社会性を
身につけたり、いじめ問題の解決などに取り組み、多くの成果をあげているそうです。



www.julemaerket.dk より
2014年のチャリティ・シール

伝統的なクリスマスのモチーフにキラキラした瞳など、現代風のニュアンスが
加えられたデザイン。クリスマスツリー、ユールボック、ハートやニッセから
スノーマンや子どもたちなど冬のモチーフが多彩に描かれています。
アーティストはJakob Kühnel。1979年に芸術アカデミー、その5年後に
応用美術学校を卒業。今までにデンマーク郵便局の27点もの切手をデザインし、
グラフィックデザイナーとして数々の賞を受賞しています。



基金の後援者であるマリー皇太子妃とアーティストJakob Kühnelと
支援を受けている子供たち。
(T. I )