きょうのクロスステッチ

【きょうのクロスステッチ Vol. 375】 by 岡村恭子

VOL.375 冬休みの過ごし方 あれこれ

torsdag den. 23 februar 2017

2月はきっかり4週間、たちまち過ぎて行きます。
カレンダーをめくれば弥生三月ひな祭り…春がそこまで来ています。
デンマークは昨年に引き続き、この冬も雪が少ないまま終わりそうな
気配です。雪かき作業の手間が省けたけれど北欧らしさに欠けるようで、
ちょっと物足りないような気もしています。
かつては氷に覆われた海峡を、ソリに乗ってスカンジナビア半島まで
渡れたと聞くにつけ、やっぱり地球の温暖化は進んでいるのだと実感します。

さて、今週は冬休みです。学校から解放されて思い切り羽根を伸ばして、
さあ、遊ぼう!…でも、外は寒いしチボリもレゴランドもシーズンオフだし、
一体どこで?…と言う子供達の声が聞こえて来そうですが大丈夫!
ソーシャルプラットフォームが整ったデンマークの事、楽しく過ごせる
公共の場が色々と有りそうです。例えば、国立博物館(入館無料)もその一つ、
冬休み最終日にはファストラウンのイベントが開催されて
毎年沢山の家族連れで賑わいます。思い思いにコスプレした子供達が
可愛らしくて、見ているだけでこちらまで笑顔になります。
昔は樽に猫を入れてたたき出していたそうですが、今は中からお菓子が
出て来る仕掛け。子供達の歓声が春を呼びます。
http://www.stitchhouse.jp/hpgen/HPB/entries/1135.html
もう一つ、最近話題になっているのが教会をリノベーションして市民に
開放したAbsalonという名前のホールです。
場所はコペンハーゲンの西側のダウンタウンVesterbro地区。
お洒落なカフェや人気のベーカリーが点在する今一番人気のスポットです。

デンマークの人にとって、教会は結婚式や葬儀を執り行う厳粛な場所では
あるけれど、かと言って毎週日曜日にミサに通うという人はごく少数派です。
人集めに頭を悩ました教会がコンサートを開くなど工夫を凝らしていますが、
それでも、需要と供給のバランスで行くと教会の数は過剰気味です。
Absalonもそんな教会の一つでした。
そこで、新たな活用法を打ち出したのがフライングタイガーという名前で
日本でも人気の雑貨ショップのオーナー : Lennartさんです。
1980年代、雑貨のお店を始めた当時から如何にお客さんに喜んで
もらえるとか?工夫(店先でマジックショーをしたり…)してきた
アイデアマンなので、地域住民に開放された教会のリノベーションは
お手のもの!?そういわれてみると。確かにカラフルで手作り感覚満載の
キッシュなインテリアはフライングタイガー的です。
ベンチを取り払った広々としたフロアに卓球台。何と祭壇はカフェコーナー!
ここなら冬休みの子供達も安心して遊べますね!



岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/








国立博物館でのファストラウンから。
コスプレした子供達がバイオリンに合わせて唄って踊って、
その後は樽を叩いて遊びます。







Absalonのバルコンからの眺めです。奥の祭壇部分にもテーブルが並び
BARという看板も見えます。大人から子供まで楽しめる卓球は大人気。



我が家の庭から。

【きょうのクロスステッチ Vol. 374】 by 岡村恭子

VOL.374 2017年 早春賦
      デンマークに暮らして思う事

torsdag den. 16 februar 2017

2週間お休みしていた間に雪が降り、積もり、そして 解けて、
今日は気持ち良い小春日和です。
冬至の頃より2時間10分も日照時間が延びたそうで、どおりで明るい!
雪解けの黒い土の下からツンツンと春の花の芽が顔を出し始めました。
庭の様子をお知らせしたいと、カメラを手にしたまま久しぶりに
広がった真空を見上げて、そうかあ、ここはコペンハーゲンなのねえ…
と今更ながらの独り言です。

結婚を機にデンマークに暮らし始めたのは1980年ですから、
今から37年も前になります。自分でも驚くくらい長い年月なので
人に聞かれた時には少なめに30年くらい、と答えることにしています。
それでも大抵の人は驚いたり呆れ返ったりしてしまいます。
光陰矢の如し。今になって ああも出来た、こうもしたかった…と
思っているけれど、後の祭り、後悔先に立たず で、
暢気に日々を積み重ねて今になってしまいました。
家人の仕事の拠点だということもあるけれど、
それ以上に私とデンマークとは相性が良いのかな?とも思います。
“ 住めば都 “ のコペンハーゲンなのです。

既に書きましたが、今年は日本とデンマークの友交150周年という
記念すべき年です。同時にその年(1867年)というのは徳川幕府が
江戸城を明け渡し明治維新が始まったという、日本の歴史が大きく変わった
年。 “ 最後の将軍 “ 徳川慶喜はさぞかし多忙であった事でしょうに、
(将軍業に嫌気がさして楽隠居になりたかったという話も有りますが)
とにかく、徳川幕府がその300年の歴史に幕を閉じようとしている
最中に、デンマークとの通商条約の締結した将軍慶喜の心境はどのよう
だったのか?と興味が湧きます。
以来150年、様々な時代の波を越えて友好関係が続いてきたと
思うと感慨深いです。
デンマーク刺繍に魅せられてステッチハウスに来て下さった皆さまをはじめ、
かつて日本の伝統工芸から影響を受け、シンプルで機能的な北欧デザインを
確立した…、その北欧デザインのファンも沢山いるのですから、
やっぱり両国は相性が良いのですね。

ふと、フィンランドに暮らす知人が「デンマークの森は日本と似て優しい。
フィンランドの森は人を拒絶する厳しさがある」と言っていたのを
思い出しました。
庭の桜の老木も早春の訪れを待ち望んでいる様子です。



岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/








今日の庭から、雪解けの芝生の間からは可憐なエランティスの黄色い花。
庭先のテラスも早春の陽射しを受けて気持ち良さそうです。







街角スナップ。
メトロの工事現場のフェンスにステッチ刺繍が!モチーフが可愛いですね。
デンマークの人は少しくらい寒くてもお天気が良ければ外カフェです。

【きょうのクロスステッチ Vol. 373】 by 岡村恭子

VOL.373 魔法のキューブ : 生イーストで作るおやつパン

torsdag den. 2 februar 2017

2月になりました。
のら猫カナちゃんが来なくなって丁度一年になります。
最後に姿を見せてくれたのは、忘れもしない去年の今頃の事でした。
いつもと変わらぬ様子でフラリとやって来てフラリと立ち去った…
その後ろ姿が何故か心もとなく感じられて「お腹が空いたらまたおいでね」と
声をかけたのだけれど聞こえなかったのか?
それ以来プッツン!音沙汰無しで一年が経ってしまいました。
どこでどうしているだろう?無事でいるかな?と心配ですが、
しかし、以前1年3ヶ月ぶりに再登場したという前歴の持ち主です。
またひょっこりやって来るかもしれない、と淡い期待を捨ててはいません。

今日はまた、朝からどんよりとした曇り空です。
いっそ雪でも降ってくれたら周囲が明るくなるのに、
気温が半端に高いので降って来るのは白い雪ではなく冷たい雨です。
こんな日は血圧も上がらない。買い物も、掃除もしたくない…。
そういう時に冷蔵庫から取り出すのが3㎝×3㎝の小さなキューブです。
これさえ有れば鬼に金棒?!…パンが焼ける、ピザも作れる!
その小さな固まりとは生イーストのこと、何かと重宝な常備品です。
今日はこのイーストを使って代表的なデニッシュのひとつ “スナイル “
(=シナモンロール)を焼きましょう。
スナイルとはデンマーク語でカタツムリの事。クルクルと渦を巻いた
シナモンロールは確かにカタツムリに似ていますね。

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☆スナイル : シナモンロール☆

{材料 約30個分}
小麦粉     500g
室温に戻したバター 100g
牛乳        200cc
生イースト      50g
卵          2個
グラニュー糖   大さじ1〜2 (好みで調節)
塩、カルダモン  少々

{クリームの材料}
室温に戻したバター  150g
グラニュー糖      85g 
シナモンパウダー   大さじ2〜3

他に、仕上げ用の溶き卵
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暖かい紅茶と一緒に頬張れば うう〜ん、美味しい!
甘く香ばしい匂いに包まれて…気分も “ 曇りのち晴れ◎ “ になりました。


岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/




これが魔法のキューブ、生イースト(一個1kr.)。
デンマークではバターやミルクと同様、常備品の一つです。



ボールに 振るっておいた小麦粉、人肌に温めた牛乳とその中で溶かした
イースト、その他の材料も全部入れて良く捏ねる。



サランラップで被い、その上に布巾を掛けて30分程寝かせる。







30分後。2倍ほどに醗酵したタネを半分に分けて夫々約20㎝×40㎝に
伸ばしバタークリームを塗ります。







タネを手前から少し押さえつけながらロール、最後の部分をしっかり閉じる。
ナイフで3〜4㎝幅に切り、天板に乗せて上部を少し押さえて平らにして
ツヤ出しの卵を塗ります。







200℃のオーブンで約15分、パンの焦げるイイ匂いがして、
こんがりと焼き色がついたら完成です。

【きょうのクロスステッチ Vol. 372】 by 岡村恭子

VOL.372 "ふわふわ” なことは良いことだ!

torsdag den. 26 januar 2017

1月も残すところあと数日、もうすぐ立春です。
ステッチハウスのページにも春のモチーフが並び始めましたね。
眺めているだけで気持ちが明るくなってきます。

クリスマスからニューイヤーにかけてご馳走を食べ続け、
プレゼントが行き交い、食欲も物欲も充分に満たした後、
さあ、野菜を食べよう!ジョギングしよう!と、只今全国的に
ダイエットシーズン真っ盛りです。
そして、寒くて退屈な今のうちに大人は仕事、学生&子供達は
勉強に勤しみます。多分一年中で今が一番集中できる時期です。
そうこうしている内に小鳥がさえずり、春の花が咲き始めると、
気もそぞろになってしまう。だから今頃が『がんばり時』なのです。
私も庭仕事が始まる前に室内の片付けをしてしまおうと思います。
先日は地下室の大掃除でした。

我が家の地下にはランドリーや乾燥室、ワインセラー(現在は家人の
ホビールーム兼道具置き場)、食料保存室などの他にもう一つ
広いスペースが有って、そこを物置として使っています。
引っ越して来た当初は幼かった娘の冬の遊び場でした。
放課後クラスメートと一緒にローラースケートやボールで遊んでいた
ものです。壁には当時のイタズラ描きもそのまま残っていています。
懐かしいなあ…と思い出に浸る場合ではない。片付けなくては!
それにしても、使わないのに捨てきれない雑多なモノが山積みです。
いる?…いらない!…と分別して壁面の棚がなんとか収まりました。
最後に山ほどの雑誌類を出して地下室のダイエット完了!
エンジンのかかったついでにバスルームもきれいにし、
丁度 初期洗濯が済んで乾いたばかりの新しいタオルを洗面に掛けて
その日のワーキングプログラム終了です。一息ついていると
家人が怪訝な表情でやって来て言いました。タオルを顔に当てた途端
ふ〜んわり とした感触にビックリ!いつものゴワゴワとは大違い!
どうしたの?洗剤を変えたの?と、嬉しいような情けないような褒め言葉です。
あのね、新しいタオルだからです!…そう答えながら可笑しくなりました。
下ろしたてのタオルに喜ぶとは、何とまあ安上がりなお話でしょう。
確かに、デンマークの水道水は硬水でカルキが含まれている為、

洗えば洗う程ゴワゴワ感が増し、柔軟剤も効果は期待できません。
(私はその “ ゴワッ! “ とした感触が好きなのですが。)
その日はタオルの話から『ふわふわ談議』に花が咲いて、
“ ふわふわ “ は幸せな気持ちにしてくれる。 “ ふわふわ “ なことは
良い事だという結論になりました。
赤ちゃんのホッペ、手編みのマフラー、マシュマロ、積もったばかりの白い雪
etc. 身の回りの『ふわふわ』を探してみるのも楽しいかもしれませんね。


岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/




庭の隅に咲き始めたエランティス。早春の訪れを告げています。







地下の物置。壁には子供達の落書きがそのまま残っています。











例えば、ふ〜んわりタオル、ほわほわの手編みマフラー、そして、
懐かしの “ のら猫カナちゃん “ …どれも “フワフワに包まれる幸せ “です。

【きょうのクロスステッチ Vol. 371】 by 岡村恭子

VOL.371 日本&デンマーク友好150周年に思うこと

torsdag den. 19 januar 2017

今回の記録的な大寒波、皆様お住まいの地域は如何でしたか?
ヨーロッパもドナウ川が凍りくほどの寒波に見舞われましたが、
コペンハーゲンは最低でマイナス10℃程度、大した被害も無く
済みました。実は、デンマークは北欧諸国の中で最も緯度が低く、
(=南に位置している)北から延びるスカンジナビア半島が
北極からの寒気の直撃をブロックするという “ お得 “ な地理的環境
なのです。それに、ほら、もう冬至からひと月が過ぎました。
…ということは?!そうです。夏至まで5ヶ月!!
これからは少しずつ明るくなって行くのを楽しみに、
今から庭仕事のイメージトレーニングです。

年末、新年を迎えるテーブルにヒヤシンスの球根を置きました。
チューリップとヒヤシンスは北欧に春を呼ぶ花、街の花屋さんはもちろん、
スーパーの店先にも球根が沢山並んでいます。
人々は気軽に球根を手に取り、玉ねぎや人参と一緒にカゴに入れます。
この気安さがいいなあ、といつも思います。
本当の春がくるのは随分先だという事は知っているけれど、でもね、
それなら…と、球根を一株買って室内に春を呼び込むのです。
テーブルのヒヤシンスも少しずつ蕾が膨らみ、緑の葉が延びて来て…、
そして淡いピンクの花が咲き始めました。
只今、部屋中が甘い香りに包まれて一足お先に春気分です。

さて、今年は日本とデンマークの友交150周年の年です。
 → VOL.313 文化の秋 : Learning from Japan展より
日本の皇太子様とデンマークの王位継承プリンス:フレデリックが
アンバサダーとなって両国で様々なイベントが開催されると聞き、
ワクワク感の高まる中、さっそく年明け早々、国立絵画館で特別展 :
『Japanomania展』が始まりました。
http://www.smk.dk/  期間 : 1月19日〜4月23日)

1860年のパリ万博で日本の芸術が広く紹介されて以降、
ヨーロッパでジャパネスクの影響を受けたアーティストが台頭しましたが
(モネは有名ですよね。)今回の展覧会はその中でも余り知られていない
北欧の絵画にスポットを当てている所が大変興味深い。
他にも一年を通じて、音楽、食など様々な分野での交流&イベントが
開催されるようです。きっと、日本各地でも色々と開催されると思いますが、
コペンハーゲンに拠点を置くステッチハウス主宰の “ 春のオープンステッチハウス “
もささやかながら日本とデンマーク間の友交に一役買っていると思います。
そして、日本の皆様が刺繍を楽しみながら、自然に両国間の文化交流を
促し友好を深めているということは、とても意味の有る事だと改めて
思っています。


岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/








小さな蕾だったヒヤシンスがようやく花開き、甘い香りを放っています。
(一本だけ延びすぎたので水切りしてグラスに挿しました)
花が終わった球根は庭の土にそっと寝かせます。



クリスマスにみんなで作った粘土細工。ようやく乾燥しました。
楽しかったひと時の思い出として保存しましょう。







街角スナップ。 木漏れ日にも早春の兆しが…。 
ラウンドタワーに反射する陽光も明るくなり、
何となく空気が柔らかくなって来たような気がします。


【きょうのクロスステッチ Vol. 370】 by 岡村恭子

VOL.370 年明けのコペンハーゲン:デンマークの¥郵便事情

torsdag den. 12 januar 2017

新年明けましておめでとうございます。
…というのにはちょっと時間が経ってしまいましたが、
2017年の『きょうのクロスステッチ』は370回目から、と
切りの良い数字が並んだところで気持ちも一新、
今年も皆さまにコペンハーゲンの日々をお伝えして行きたいと思います。
どうぞ刺繍の合間にお楽しみ下さい。

コペンハーゲンはそぼ降る雨の元旦に始って、晴れたり曇ったりを
繰り返しつつも比較的暖かい日が続き、すっかり油断していた所に、
突然の寒波襲来で一気にマイナス10℃になってビックリ!
カチカチに凍った道が少し緩んだかな?と思ったら、
本日は朝から横殴りの強風とミゾレまじりの冷たい雨台風です。
どうも年明けから天候不順ですが、重たい雲を払いのければ太陽が
顔をのぞかせているはず…お天気に一喜一憂しながら
春が来るまでしばらくは辛抱我慢の北欧暮らしです。

普段は簡単にメールで済ませている私も新年くらいは、と
挨拶の手紙をしたためました。直筆で書く事が少なくなって来た
今日この頃、間違えずに…とペンを進めるだけでも気持ちが引き締まります。
…よしっ!書けました。早速投函しましょう!
デンマークから日本への郵便料金は50g未満が25クローナ(約400円)、
因に、日本からデンマークに出す場合の料金を調べたら50g未満は190円
(約12クローナ)、25gまでなら110円(約7クローナ)でした。
ハガキ一枚ならデンマークから送る場合の3分の1以下の料金です。
どちらからでも手間は一緒のはずなのに…。
“ 日本郵便 “ は利用者に優しいなあ…と感心しきりで、書き上げた手紙を
手に最寄りの郵便ポストに行くと…そこで目に留まった小さな注意書き。
『ポスト投函による国際郵便配達は通常より最低3日は遅れます』…?!!
昨今のリストラで集荷の回数が減ったということでしょうか?でも、
それなら全ての手紙のはずなのに、わざわざ ” 国際郵便 “ と書いているのは
どいういうこと?… 手紙を持ったままポストの前で首を傾げます。
近所の郵便局まで持って行こうと思った所で、その郵便局が元旦明けに
突然の閉局になってしまったのです。
シャッターが下りた窓口に移転先が簡単に書かれているのを見かけて、
ああ、遠くなってしまったねえ…と新春早々残念がっていた所だったのです。
今回は 何となく割り切れない気持ちのまま “ 3日遅れ “ でも仕方が無い、と
ポストに投函しました。
そんなこんなで問題だらけのデンマーク郵便事情ですが、
年明けからこんなことで良いのか?…などと、私一人で怒っても始まりせん。

さあ、さあ、気分を切り替えて美味しいおやつを作りましょう。
クリスマスの丸いドーナッツ、Æbleskiberの型を使って『簡単たこ焼き!』
レシピも無い自己流です。でも、ほら、美味しそうでしょう?


岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/




北欧に春を呼ぶ花、チューリップが沢山並び始めました。



 











Æbleskiber用の型なのでジャンボサイズです。
有り合わせの具材を入れて自家製の紅生姜と青のりを添えれば、
見た目も美味しそうなタコ焼きの完成です。寒い日にピッタリ!!


【きょうのクロスステッチ Vol. 369】 by 岡村恭子

VOL.369 Meryy Christmas & Happy New Year !

torsdag den. 22 december 2016

今年もわずか10日を残すのみになりました。
きょうのクロスステッチも今年最後のページです。
毎週一回、コペンハーゲンの日々をお伝えして来ましたが、
楽しんで頂けたでしょうか?

さて、
今日(21日)は冬至、もうこれ以上は暗くならない…そう思うと
ちょっぴり気持ちも軽くなります。今年は暖かくてホワイトクリスマスは
望めそうも有りませんが、クリスマスツリーを飾り、キャンドルを灯して
プレゼントを用意したり、家事の合間にインターネットを開いて
『失敗しないクリスマスディナー』のページとにらめっこしたりして
とても” クリスマスな気分 “ の今日この頃です。
シナモン、カルダモン、ナツメグ、オレンジ等のクリスマスの
香り漂う紅茶を入れて和んだり…、家族が寝静まった真夜中に
一人楽しんでいる時などに、コトリ…と小さな音がすると、
さては屋根裏に住むNisse(=クリスマスの妖精)のいたずら?
…なんて、思わずお伽噺の中に紛れ込んだような気持ちになってしてしまう。
実際にはツリーのオーナメントに入れた胡桃が転がり落ちただけのこと
だけれど、でも、所在なげに床に転がる胡桃の様子はやっぱり妖精のいたずら
にも見えて来て、思わず笑みがこぼれます。

こうして、12月に入ってからずっと続いたクリスマスシーズンも
クライマックスを迎えました。
プレゼントショッピングの人々で混雑していた街も少しずつ落ち着きを
取り戻してきた様子です。
北欧のクリスマスは丁度日本のお正月とお盆が一緒になったような感じで、
普段は離れて暮らす家族が集まり,ご馳走を囲んで過ごします。
そういえば、24日、25日、26日とクリスマスデーが続くところも
お正月の三ヶ日と似ているし、ゆっくりした時間の中で自分や
親しい人たちのことを思い、みんなの幸福を祈るところも同じです。
新年の初詣は叶わないけれどクリスマスツリーを囲んで “ 行く年来る年 “ に
思いを巡らせて過ごそうと思います。

皆様もどうぞすてきなクリスマスと明るい新年をお迎え下さい。
☆Merry Christemas & A Happy New Year 2017 ☆

今年も一年ご愛読有り難うございました。
来年もどうぞよろしく!

岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/




街角の花屋さんに山積みの緑の枝や葉はクリスマスのデコレーション用、
リースにしたり、ベースに活けたり、色々とアレンジして飾ります。



相手の事を思いながらプレゼントを作るのも楽しいひと時です。







今年のツリーです。5才のチビちゃんと一緒に飾り付け。
幼い子供にはどんな感じに映るのでしょうか?思い出に残ります様に。。。
 

【きょうのクロスステッチ Vol. 368】 by 岡村恭子

VOL.368 あいさつはHej&Hej Hej !
       クリスマスランチしましょう ☆

torsdag den. 15 december 2016

クリスマス直前のコペンハーゲンはツリーでいっぱい!
スーパーの入り口や、教会の裏庭や、ちょっとした広場や、
そしてマガジンデパートの前にもツリー(モミの木)の
マーケットが立ち小さな “ モミの森 “ ようです。
実はデンマークは世界一のクリスマスツリー輸出国で、
毎年大量のツリーがヨーロッパ中に出荷される “ ツリー大国 “なのです。
我が町内の広場にもクリスマスツリーのマーケットが店開きしました。
私の背丈より高いツリーから膝丈くらいしか無い赤ちゃんツリーまで
尖り頭をツンと天に向けて沢山並んでいます。
通りかかる度に店番をしている背高ノッポのお兄さんが
「Hej! 」(ハイ!= 軽く「こんにちは」の意味)と笑いかけてくれるので、
私も「ハイ!」と手を振ります。因に「ハイハイ!」と続けて言えば
「またね」「バイバイ」など、軽いサヨナラの挨拶になります。
ですから「ハイ!」と「ハイハイ!」それからアリガトウの「TAK!」(タック)
この3ワードを覚えておけば、デンマーク会話の最初の関門はクリアです。
デンマーク旅行を考えていらっしゃる方は是非活用して下さい。

ツリー屋さんのお兄さんに限らず、デンマークの人は知らない人同士でも
目が合ったら笑顔を交わすし、ちょっとでも顔見知り同士だと
ハイ、ハイハイ!と言い合います。見知らぬ同士でさえそんな風ですから、
クリスマスシーズンは親しい人々が挨拶を交わす光景をあちこちで見かけます。
そんな人混みに混ざって私と延江さんも年末のご挨拶がてらおしゃべりの
ひと時を過ごすことになりました。
遠くからお互いの姿を確認すると、私達も他の人に負けじと?大げさに
ハグして挨拶し合います。これには我ながら可笑しくなるのですが、
日本に帰った時には、どんなに親しい友人に会う時も軽く手を上げたり、
曖昧に頭を下げながら久しぶりという気持ちがこもるし、それで充分なのです。
それなのに、不思議な事にはその同じ友人とコペンハーゲンで会った時には、
遠くから手を振りながら近づいて、自然に肩を抱き合っていたりします。
これは一体どういう事なのでしょう?周囲の環境や雰囲気のせいでしょうか?
本当に我ながら不思議です。が、それはさておき話を戻しましょう。

ストロイエのILLUMデパート屋上にリニューアルオープンしたばかりの
イタリアンカフェは眩しいばかりの午後の日差しに包まれて温室のような
居心地良さです。ガラス張りの向こうにはテラスが広がり、
国会議事堂もストロイエの中心広場Amagertovも直ぐ目の下です。
暖かくなったらテラスでお茶しましょう!そんな事を言い合いながら、
彼女の仕事に対する責任感や大量の仕事をこなす能力に感心した午後でした。
私も見習わなくっちゃ!

岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/












テラスからの眺め。国会議事堂もストロイエの雑踏もクリスマスマーケットも
手に取るようです。



赤い♡はデニッシュクリスマスのトレードマーク。




 



 


イタリアンカフェで美味しいひと時。ガラス張りの店内は明るく気持ち良い。
気軽に立ち寄るのにおすすめです。
→ http://illum.dk/illumrooftop/?lang=en

【きょうのクロスステッチ Vol. 367】 by 岡村恭子

VOL.367 8回目のクリスマス ☆

torsdag den. 8 december 2016

ステッチハウスのHP表紙の写真そのままにコペンハーゲンは
クリスマス一色に染まっています。
http://www.stitchhouse.jp
…と書いて、ふと思いました。今年で何回目のクリスマス??
えーっと…そうです。
2009年の春にステッチハウスが誕生して以来ですから、
今年で何と8回目のクリスマスです。改めて、わー、すごい!と
今更のように驚いていますが、こんなに長く続けて来られたのは
取りも直さず延江さんの温かいバックアップと、このページを楽しみに
読んで下さる皆さまのお陰です。
感謝しながら、懐かしく『きょうのクロスステッチ』の
クリスマスシーズンのバックナンバーを読み返しています。(楽しい!)
→ VOL.30 もういくつ寝たらクリスマス?
→ VOL.119 もうすぐクリスマス☆
→ VOL.169 クリスマスのご馳走☆
→ VOL.267 クリスマスイルミネーションに誘われて☆

さて、8回目のクリスマスシーズンの今回は何を書こうかなあ?…

遅い朝の光が隣家の垣根越しに鋭角に差し込み、
キッチンの白いタイル壁に反射して一瞬眩しく明るいAM11:00。
私は買ったばかりのカメラを手にして説明書を解読中です。
雑誌や新聞記事の早読みが得意と自慢の私ですが、どうも説明書は
勝手が違います。聞き慣れないカタカナにアルファベット表示、
何度読み返してもピンと来ない。それでも何とか無理矢理OK!を出して、
まずはテスト撮影がてらクリスマスの風景を撮りに行く事にしました。
天気予報では明日から下り坂、今日を逃してなるのものか!…です。
仕事帰りの家人も合流して一緒にクリスマスのストロイエ周辺の散策です。
暮れなずむ夕暮れの空を背景に浮かぶ国会議事堂のシルエット、
見上げる空には白い三日月。人々のざわめく通りを きれい、きれい、と
言いながらシャッターを切る私はまるで北欧取材のカメラマン気分です。
絵ハガキのようなニューハウンの街並、クリスマスマーケットの賑わい、
クラリネットを吹くサンタクロース、赤い帽子を被ってはしゃぐ子供達、
華やかなショーウィンドウetc.etc. 一体何枚撮ったでしょう?
大満足で帰宅早々、PCにインストールしようとしたら…あららっ??
上手く入らない。どうやら、サイズ設定の間違いだったようです。
説明書とカメラを交互に睨んで腕組みしたって後の祭り。
やっぱり” 苦手な説明書 “ でした。
というわけで、残念ながら今回の写真は使えず、私の横で家人が
撮っていたスナップショットを代役に抜擢することに相成りました。!


岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/




小さいキラキラは庭木の枝に架けたクリスマス電飾です。
ガラスに反射して不思議な雰囲気に撮れました。







ニューハウンも沢山の人で賑わっています。
 


ニューハウンをバックに自撮りをしているガールズ、楽しそうです。

【きょうのクロスステッチ Vol. 366】 by 岡村恭子

VOL.366 12月になりました。

       クリスマスシーズンの開幕です。

torsdag den. 1 december 2016

今年のカレンダーも最後の一枚になりました。
冬至まであと3週間…暗い季節のクライマックスを迎えています。
目覚まし時計でイヤイヤ起きる朝7時、まだ外は真っ暗です。
そして、夕方4時には早々と日が暮れて漆黒に塗り込められた
深くて長い夜が始まってしまいます。
明るい季節に貪欲なまで日光を浴びる人々の気持ちが
今頃になって良ーく分かるというものです。

そんなまっ暗な季節にクリスマスが有って本当に良かった!
人々はアドベンツキャンドルを灯して聖夜を迎える準備をします。
そう言うと敬虔なカトリックの国のようですが、実際には
親しい人とクリスマスランチを楽しんだり、遠くに暮らす家族が
訪ねて来たりして、レストランもカフェも大忙しの超満員、
街中が暗いけれど明るい、寒いけれど暖かい…
華やいだ雰囲気に包まれます。贈る相手の事を考えながらプレゼントを
選ぶのも今頃の楽しみの一つです。
ギーッ…と、レンガ造りの建物の重たい扉を開け明るい店内に誘われた時、
街灯に照らされた昔ながらの石畳を歩いている時、それから通りすがりの
家の窓辺にキャンドルが揺らいでいるのを見かけた時、シナモン、
カルダモン、アニスにチョコレート…クリスマスの香りに包まれる時、
ふと、アンデルセンの物語の中に紛れ込んだような錯覚を覚えたりして。
これも暗い冬のマジックかも知れません。

我が家の庭の枯れ枝もクリスマスの電飾でおめかししました。
今年のクリスマス休暇には甥夫婦が幼い息子を連れて遊びに来ます。
チビちゃんにとっては初めて尽くしの北欧のクリスマス☆です。
いつか大人になった時に懐かしい思い出として残ってくれたらいいな…。

チビちゃんと言えば、先日はエリック家族が遊びに来て、一足早い
クリスマスランチを囲みました。何を食べたい?という質問に、
一も二もなく「SUSHI !! 」
6歳の子供からこんな答えが返って来るなんて時代は変わりました。
了解!みんなで作りましょうね。
そうしてキッチンでお寿司の材料を整えながらも和食の料理本のページを
それは楽しそうに開いています。
「これもこれも!全部美味しそう!」 何と言う素敵な感想でしょう。
今から30年前、私がデンマークに来た頃はデンマークの人にとって
和食は未知の世界、SUSHIなどは想像外でした。
良い時代になりました。
日本からやってくるチビちゃんもデンマークのクリスマス料理を沢山食べて
そして、デンマークを好きになってもらいましょう!


岡村 恭子
http://copenhagensmile.weebly.com/








クリスマスディスプレイが行く人の目を楽しませてくれます。



みんなで手巻き寿司の材料を切ったり盛りつけたり…。  お寿司というよりサラダのようです ^_^ 
 






クラーラ(6才)とヨハン(3才)の置き土産です。

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